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2019年3月11日(月)

原発ゼロの政治に 反原連が国会前大集会

 首都圏反原発連合(反原連)は10日、「0310原発ゼロ☆国会前大集会―福島・希望と共に」を開きました。「安倍晋三は原発やめろ」の2800人(主催者発表)の声が、国会周辺に響きました。(関連記事)


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(写真)原発ゼロを実現する政権の誕生を目指して国会正門前に集まった人たち=10日

 主催者あいさつした反原連のミサオ・レッドウルフさんは、再稼働や輸出がとん挫したにもかかわらず原発に固執する安倍政権を批判。「政権交代をすれば、脱原発は可能だ。反原発運動とともに野党共闘を応援して頑張ろう」と訴えました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員、菅直人元首相、超党派議員連盟「原発ゼロの会」事務局長の阿部知子衆院議員、立憲民主党の大河原雅子衆院議員、自由党の山本太郎参院議員が登壇。社民党の又市征治党首がメッセージを寄せました。吉良氏は「統一地方選、参院選で原発ゼロを争点にして、原発ゼロの政治を実現しよう。原発ゼロ基本法を成立させ、原発のない未来を子どもたちに手渡そう」と訴えました。

 著名人・文化人がスピーチ。元経済産業省官僚の古賀茂明さんは「自民党は原発事故の反省がない。再び間違った方向に行かせないよう頑張りましょう」と訴え、作家・「クレヨンハウス」主宰の落合恵子さんは「後ずさりせず、あきらめず、たたかい続けよう」と呼びかけました。

 埼玉県行田市の参加者(43)は「福島第1原発事故が収束していないなか、再稼働や輸出なんてとんでもない。原発ゼロ基本法案を出した野党に頑張ってほしい。もう安倍政権を倒すしかありません」と語りました。


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