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2019年3月9日(土)

セクハラ・性差別にノー

国際女性デー 共産党が街頭宣伝

東京・有楽町

写真

(写真)ミモザの花を手に訴える(左から)山添、本村、吉良、田村の各議員=8日、東京都千代田区

 日本共産党は8日、東京・有楽町で、同日の「国際女性デー」を祝う街頭宣伝を行いました。セクハラも性差別もない日本をつくろうと、田村智子副委員長・参院議員、吉良よし子参院議員・東京選挙区予定候補、本村伸子衆院議員、山添拓参院議員が「国際女性デー」を象徴するミモザの花束を掲げ演説しました。

 吉良氏は、婦人参政権などを求めた1904年の米国発の「女性デー」の運動が日本で96年間受け継がれているが、現在の日本は「男女平等で後進国だ」と批判。ハラスメント禁止法が必要だとし、「統一地方選と参院選の勝利で、人権感覚に欠けた安倍政権を終わらせよう」と訴えました。

 田村氏は、日本では男女雇用機会均等法の成立(1985年)後も、賃金や昇進で「事実上の男女差別が温存されてきた」と批判。市民と野党の共闘はジェンダー平等を旗印にしていると紹介し、「選挙で男女平等を前に進める議員を選んでほしい」と呼びかけました。

 本村氏は、議員辞職した自民党・田畑毅衆院議員の性犯罪疑惑などに触れ、「女性の政治参画を阻んでいるのは、安倍政権の男女平等に対する認識の遅れだ」と批判。山添氏は、正社員で働く女性の過半数の年収が250万円未満だとして、「女性の自立と自由が妨げられている。男性も女性も安心して暮らせる社会をつくる」と訴えました。

 通行する人が立ち止まって演説を聞き入り、スマホで写真を撮るなど注目を集めました。


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