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2019年3月9日(土)

大阪入れ替えダブル選

大義掲げて共同広く

共産党大阪府委員会 柳委員長

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(写真)記者会見する柳利昭・党大阪府委員長=8日、大阪市

 日本共産党大阪府委員会の柳利昭委員長は8日、大阪市内で記者会見し、大阪維新の会の松井一郎知事、吉村洋文大阪市長が辞職し入れ替えダブル選に出馬することに「一片の大義もない」と批判し、「『カジノより暮らしの安心・希望を 大阪都ストップ、維新政治転換を』の旗を高く掲げ、これが府民・市民多数の声になるよう全力をつくす」と述べました。

 柳氏は「大阪都」構想の住民投票を府民・市民に隠れ、公明党との「密約」によって進めるというやり方が破綻したと指摘。「大阪都」構想は2015年の住民投票で審判が下され、その後の論戦を通じて中身もやり方も破綻し、府政市政とも投げ出さざるを得なかったもので「大阪都行き詰まり・府市政ダブル投げ出し選挙」だと述べました。その大本には、格差と貧困の広がり、カジノ誘致、教育破壊など維新政治と府民・市民の矛盾があると指摘しました。

 ダブル選は維新が「大阪都」とともに、カジノ誘致にひた走るため、脱法的に知事・市長候補を入れ替え、今後4年間、その座にしがみつくことを策し、府議選・市議選で単独過半数を狙うものだと告発。同時に「府政・市政を府民・市民の手に取り戻すチャンスだ」として「維新政治を終わらせるために保守のみなさんを含む広い共同でたたかう」と決意を表明しました。


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