2019年3月8日(金)
高野記者殉職40年
ベトナム・ランソンで追悼式
1979年、中越戦争を取材中にランソンで中国軍の銃撃を受けて死亡した故高野功・赤旗ハノイ特派員の殉職から40年にあたる7日、日本共産党の井上歩国際局員・「しんぶん赤旗」ハノイ特派員がランソンに建てられている高野記者の記念碑を訪れ、献花しました。
献花に際し、ベトナム共産党ランソン省委員会のノン・バン・タム常務委員・教宣委員長、ランソン省人民委員会の代表らが出席した追悼式が開かれました。
井上局員は6日、同省のホアン・バン・ギエム常任副党書記と懇談。ランソン省党委員会と人民委員会が40年にわたり、高野記者の犠牲を記念し、日本などから追悼に訪れる人々に便宜を確保してくれた長年の厚情と友情に対し、深い感謝の意を伝えました。7日には記念碑を管理する烈士墓地管理委員会の代表に謝意を表明しました。
井上局員は同日、高野記者の活動について記録を残してきたランソン新聞の編集部を訪れ、チャン・チン・ジエウ・ハン副編集長と懇談、交流しました。
記念碑には同日、日本からも高野記者をしのぶ人々が訪れ、追悼しました。
(ベトナム北部ランソン=井上歩)