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2019年3月5日(火)

オスプレイ必要ない

千葉・木更津整備拠点化に反対

畑野氏ら要請

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(写真)防衛省(右)に要請する(左から)栗原、浅野、畑野、斉藤、丸山、川副各氏=4日、衆院第2議員会館

 米海兵隊普天間基地(沖縄県)所属のMV22オスプレイ2機が陸上自衛隊木更津駐屯地で整備中です。このうち1機が2月26日に同駐屯地周辺で試験飛行をしたことを受け、日本共産党の畑野君枝衆院議員と丸山慎一千葉県議、栗原むつお木更津市議予定候補らが、4日、衆院第2議員会館で、防衛省に要請しました。

 同駐屯地は、住民の反対を押し切って、自衛隊と米軍共用のオスプレイ整備拠点化を進めています。2017年2月から始まった米海兵隊の1機目のオスプレイ整備には2年以上かかり、防衛省は「今月1日に完了した」と答えました。

 オスプレイの事故が多発していることを受け、栗原氏は「試験飛行で住宅の上を飛ばれるのは怖いという声が出ている」と訴えました。畑野氏は「地元には飛行ルートなど事前連絡し、必要な情報は公開するべきだ」と迫り、防衛省は、意見を「持ち帰らせていただく」と回答。

 また、オスプレイの訓練に時間がかかるために、自衛隊の水陸機動団などが当面は「CH47Jヘリコプターで運用する」と防衛省側が述べました。

 丸山氏は「代用できるならオスプレイは必要ない。無駄遣いではないか」と指摘しました。浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補、斉藤和子前衆院議員、川副邦明千葉県党副委員長らが参加しました。


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