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2019年2月22日(金)

空転の都議会本会議

知事と一問一答、合意

未明に議事再開

 東京都議会第1回定例会は開会初日の20日、築地市場跡地を市場会計から一般会計に売却(有償所管換え)する2018年度補正予算案の審議をめぐって空転しましたが、日本共産党など6会派が要求していた小池百合子知事との一問一答形式での審議を行うことで全会派が合意し、同日深夜から21日未明にかけて本会議を再開しました。

 小池知事は1月、「築地は守る」の約束を破って、市場跡地を国際会議場・展示場や高級ホテルなどの集客拠点として再開発する方針素案と、市場跡地を5423億円で一般会計に売却する補正予算案を公表しました。

 共産党、自民党、立憲民主党・民主クラブ、「維新・あたらしい・無所属の会」、生活者ネット、「自由を守る会」の6会派が「知事方針が公約から大きく変わった」として、知事との一問一答形式での審議を要求。小池知事が事実上率いる都民ファーストの会、公明党が拒否したため、午後1時の予定だった開会が同5時前になり、開会1分後に休憩に入るなど空転していました。

 6会派と都ファ、公明党は同日夜、中央卸売市場を所管する経済・港湾委員会に小池知事の出席を求め質疑を行うことで合意。午後11時10分に本会議を再開し、21日未明にかけて議事に入りました。


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