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2019年2月13日(水)

“サヨナラ安倍・維新政治”の選挙に

大阪市平野区 小池書記局長訴え

たつみ参院議員 船井府議予定候補 小川市議

 告示まで2カ月を切った統一地方選と7月の参院選で、日本共産党の躍進を勝ち取ろうと、大阪市・平野区委員会は11日、小池晃書記局長を迎えて演説会を開催しました。小池氏が船井ひさき府議予定候補、小川陽太市議の議席を獲得するとともに、参院選比例で山下よしき副委員長をはじめ7人全員の当選と、大阪選挙区(改選数4)で、たつみコータロー参院議員を必ず再選させ、「“サヨナラ安倍政治”“サヨナラ維新政治”の選挙にしよう」と呼びかけると、大きな拍手に包まれました。

 決意表明で船井府議予定候補は「維新府政のもとで国保料が上がっている。政治を変えなければ命を守れない」と訴え。小川市議は「市民生活が悪くなるのが都構想。党利党略の維新政治に審判を」と力を込めました。

 たつみ参院議員は、森友疑惑は未解明だとして「真相究明のためにも、野党と市民の共闘勝利と共産党躍進で安倍政権にとどめを刺そう」と語りました。

 小池氏は、安倍晋三首相が自民党大会で「悪夢のような民主党政権」と演説したことに触れて、「安倍政治と維新政治以上の『悪夢』はない。市民と野党の共闘勝利、共産党躍進でサヨナラしよう」と強調。立憲民主党の枝野幸男代表が、政権構想で「賛同していただける方はどなたでも一緒に連立を組もう」と語ったことに、「歓迎したい。本気の共闘を実現し、自民・公明、維新を少数に追い込み、自民党に代わる新しい政権をつくるために全力をあげる」と表明しました。

 小池氏は、日本維新の会が9日に開いた党大会で「国会の憲法審査会の議論をリードし、国民投票を実現する」と掲げたことについて、「安倍首相が泣いて喜びそうな内容だ」と批判し、「補完勢力」ぶりを告発しました。

 維新の会と公明党がヤミ取引で、「大阪都」構想の住民投票を行おうとしているとした報道に触れて、小池氏は「決着ずみの都構想をむしかえし、自治体を破壊する異質な危険をもつ維新政治に終止符を」と訴えました。

 その上で「日本共産党の躍進で府政も、市政も変えよう」と述べ、(1)カジノ、「大阪都」第一から、くらし第一へ(2)夢洲(ゆめしま)開発などのムダをやめ、防災優先、生活密着の公共事業へ(3)異常な競争と管理の教育から、どの子も伸び希望ある教育へ(4)大企業中心の経済対策から、中小企業を主役に据えた経済対策へ(5)安倍政権との改憲タッグではなく、大阪の進路は大阪で決め、庶民の町・大阪を取り戻す政治へ―の五つの転換を提案。「今度の選挙で、二度と大阪都構想を口にできなくなるように、府議選、市議選で共産党の躍進を」と訴えました。


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