2019年2月13日(水)
豊見城市議選 5氏全員当選
県民投票と国政選に弾み
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沖縄県豊見城(とみぐすく)市議選(定数22)が10日投開票され、日本共産党は、儀間盛昭(62)、瀬長宏(63)=以上現、真栄里保(62)、瀬長恒雄(59)、新垣龍治(41)=以上新=の5氏全員が、当選を果たしました。
24日の名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票の成功と、4月の衆院沖縄3区補選、今夏の参院選の勝利に向けて大きく弾みをつける重要な勝利です。
投票率は前回(2015年)の49・42%を2・03ポイント上回り、党5氏は計4986票を獲得(前回比888増)。定数2減の多数激戦の中、前回と同数の議席を獲得し、議席占有率を増やしました。得票率も前回の18%から20%に伸ばしました。
改選前、無所属の現職11人を推薦していた市政野党の自民党は、推薦候補を10人に絞りましたが1人落選。維新の会の公認候補も落選しました。
新基地反対で暮らしを守る「オール沖縄」の玉城デニー県政と山川仁市政を支え、発展を求める有権者の強い願いが、新基地建設推進の安倍自公政権にノーの審判を下す結果となりました。山川市政与党は現有5議席から8議席に増えました。
党5氏は、11日の市役所前での街宣で「強権的な辺野古新基地建設を絶対に許さず、沖縄の底力を発揮して県民投票を成功させよう」と訴えました。
10日深夜、党南部地区委員会に山川市長が駆け付けて祝辞を述べ、「オール沖縄の勢いを全国に波及させよう」と呼びかけました。