2019年2月6日(水)
安倍政権へ怒りの山
新婦人が46万人の署名提出
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新日本婦人の会(新婦人)は5日、2019年度予算に対する要求を集めた署名提出集会を参院議員会館で開き、46万7857人分を日本共産党の国会議員団に手渡しました。署名は3種類で、▽消費税増税と大軍拡中止、税の見直し▽社会保障改悪中止と保育・医療・介護・年金の拡充▽教育予算の大幅増額で30人学級実現と学校のエアコン設置―を求めるものです。
この行動は、軍事費削ってくらし・福祉・教育の充実を求める「秋の行動」の一環。1980年から毎年取り組まれています。
あいさつした笠井貴美代会長は、「統計不正の徹底究明」や「改憲、増税、武器の爆買いとんでもない」と、安倍政権に女性の怒りと切実な願いをぶつけるタイムリーな行動になったと強調。安倍政権の一日も早い退陣を訴えました。
今回の署名数が安倍政権6年で最多になったとして、「署名の山に安倍政権への怒りが詰まっている」と指摘。新婦人が運動を進め、学校のエアコン設置に関わる予算確保やコンビニ成人誌の撤去につながったことを紹介しました。
日本共産党の山下芳生、田村智子、井上哲士、紙智子、倉林明子、武田良介の各参院議員。畑野君枝、本村伸子の両衆院議員が参加。山下氏は、「みなさんの運動が切実な要求を国政で実現させている。『軍事費削って子どもたちに回せ』を大きな世論にしていこう」と話しました。
石川県から参加した女性(42)は、「高校生まで医療費を無料にしてほしいと行動してきた。これからも地道な活動に取り組み、政治を変えていきたい」と話しました。