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2019年2月5日(火)

保育園落ちた 緊急行動

岡山市 1800人入れずに抗議

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(写真)日本共産党岡山市議団の呼びかけに応じ、保育園に子どもが入れなかった思いを書く母親たち=4日、岡山市

共産党市議団主催 参院選予定候補も参加

 岡山市で今年4月からの保育入園を希望しながら入れなかった子どもが1800人にのぼるなか、日本共産党市議団は4日、「岡山市で1800人も保育園落ちた! 市長・議員に言いたい! 緊急アクション」にとりくみました。市役所前の公園で色とりどりの風船を配りながら、2次の申し込みに訪れた保護者らに思いをメッセージボードに書いてもらいました。

 「岡山市で子育てしてつらいと2人目、3人目とか考えられなくなってしまいます…」など子ども連れの母親らが次々と書きこみました。

 「保育士を増やしてほしい。保育園も増やしてほしい」と書いた母親(34)は看護師です。「職場から4月の復帰を求められているけれど、1次申し込みで落ちてしまいました。認可外保育園だと保育料が高すぎて預けられないし、どうしていいのか…」と困惑していました。1歳の長男を連れた母親(28)は「2人目なんて考えられない。保育の無償化だけでなく、保育園を建て、保育士の処遇アップをすべきではないか」と語りました。

 市はこの2年間で、企業主導型保育園などで約2000人の受け皿をつくったとしていますが、122の市立保育園・幼稚園を30のこども園に集約し、残りを民営化・廃止する方針です。

 竹永光恵市議団長は「集まった切実な保護者の声を市議会に届け、市立保育園の増設と保育士の処遇改善を求めていきたい」と述べました。

 すみより聡美参院選岡山選挙区予定候補も参加しました。


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