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2019年1月30日(水)

6党・会派結束して政権倒す

穀田氏ら野党国対委員長討論

BS民放番組

 28日放送のBS―TBS番組「報道1930」で「“1強”自民に野党はどう戦うのか」をテーマに、日本共産党、立憲民主党、国民民主党、自由党の4野党国対委員長の討論が行われました。

 共産党の穀田恵二国対委員長は通常国会開会日に開会に先立ち行われた6野党・会派による党首会談の合意を紹介しながら、参院選での“本気の共闘”で「安倍自公政権を打倒し、国民が本当に安心できる政治を今度こそつくろう」と表明しました。

 穀田氏は野党党首会談で、安倍政権打倒を掲げ、参院選全国32の1人区での候補者一本化と、書記局長・幹事長による政策を含めた早急な協議開始が合意されたと述べ、「野党候補の一本化と同時に、どんな政策と理念を掲げるかという詰めた議論をして旗印を明確にすることが大事だ」と強調しました。

 立憲民主党の辻元清美国対委員長は「国会では昨年来6野党が安倍政権と対決して共同の取り組みを積みあげてきた。その上に、まず1人区は一本化して1対1の対決構図を出していく。これがどう進化していくかだ」と述べました。

 国民民主党の原口一博国対委員長は「共産党も入れてどういう政権をつくるのか、(共同のために)丸くおさめる力がいま問われている」と発言。自由党の森ゆうこ幹事長は「立憲主義の回復と国民の生活を豊かにし、権利を守るという政治を行うという旗印は立てたので、具体化をやっていきたい」と表明。

 司会の松原耕二氏の「旗印」はあるのかとの質問に対し、穀田氏は立憲主義の回復と国民生活の向上での一致を指摘した上で、▽10月からの消費税10%増税反対▽米国製兵器の大量購入などの大軍拡反対▽沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設反対▽原発ゼロ―の4点で一致できるとの見方を示しました。各氏も「基本は一致している」などと応じました。

 TBSの室井祐作・政治部野党キャップは、「(野党は)まとまれる。(四つの政策の一致点で)連携していけば必ず結果が出てくるのではないか」と話しました。


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