2019年1月29日(火)
沖縄・消費税・農政…安倍政権に代わる旗印を
全国革新懇が代表世話人会
平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)は28日、都内で代表世話人会を開き、通常国会の焦点、統一地方選・参院選に向けたたたかいなどについて議論しました。日本共産党から小池晃書記局長が出席しました。
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小池書記局長が出席
会合では、参院選全1人区での一本化のための調整など同日の野党5党・1会派党首会談での合意が報告されるとともに、安倍政権に代わる政策の旗印を高く掲げる共通政策の充実や相互推薦・相互支援の「本気の共闘」を求める草の根からの運動が大事だとの指摘があり、革新懇が果たす役割が語られました。
沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票については圧倒的な反対多数を勝ち取るための連帯を確認。消費税増税問題では、春までが一つの勝負だと旺盛な宣伝の必要性が語られました。
出席者からは、安倍政権の福島切り捨てへの怒りが広がっていることや、安倍農政を圧倒的多数のJA組合長が支持していないとの報道が報告され、安倍政治への怒りは積もり積もっており、野党共闘が国民の目に見えるようになれば局面は一気に変わるとの指摘がありました。
ジェンダー問題では、医学部受験での女子差別や女子学生の尊厳を傷つけた週刊誌の記事の問題で、当事者自身が声をあげていることが話題になり、共闘の中でも人権問題としていっそう重視する必要性が語られました。
また、全国革新懇が今月20~21日に神奈川県箱根町で開いた都道府県革新懇事務室(局)長の交流会で、市民と野党の共闘の前進の中で革新懇が大きな役割を果たしていることが交流され、参院選に向けての有意義な議論の場となったことが報告されるとともに、今年は、全国総会を5月18日に都内で、地域・職場・青年革新懇全国交流会を10月19~20日に神戸市で開くことを確認しました。