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2019年1月28日(月)

激戦2019統一地方選

大阪市議選 此花区(定数2) せと一正予定候補(69)=現

維新政治ノー 論陣の先頭に

写真

(写真)対話し支持を訴える、せと予定候補(左)=大阪市此花区

 統一地方選の大阪市議選で、日本共産党は現有9議席を必ず確保し、さらに議席増をめざします。大阪市此花(このはな)区(定数2)で7期目に挑戦する、せと一正予定候補(69)=現、党市議団長=は連日、区内を駆け回り「今年を、安倍政治を終わらせ、維新政治転換の年にしましょう」と訴えています。

 せと氏は「維新政治にサヨナラし、ウソとごまかしのない、市民の暮らしを応援する、まっとうな市政を」と、大阪市を廃止する「大阪都」構想ストップ、維新政治ノーの論陣の先頭を走ってきました。

災害に強い街に

 「莫大(ばくだい)なコストのかかる『都』構想」や「お金のかかるカジノ誘致」ではなく、大阪府北部地震や台風21号などの大規模災害を踏まえて、大阪市を災害に強い街にすることや、被災者の困難に応える施策を優先させることに市民の税金を使うべきだと主張。カジノ・万博誘致や巨大開発に暴走し、決着済みの「大阪都」構想の住民投票に固執する吉村洋文・維新市長を追及する一方、市民の強い願いだった中学校給食やクーラーの設置を求め、1997年から12回も議会で質疑し実現に奮闘しました。

 せと氏は8年前、定数削減で議席を失いましたが、前回、公明党に競り勝ち奪還しました。今回も、せと氏と維新、公明が2議席を争う見込みです。公明は議席獲得を狙って、他府県からの動員を強め、共産党支持者宅へ「公明党に票をくれ」と言ってくるなど巻き返しに躍起になり、維新も含め大激戦になっています。

 「公明にも維新にも打ち勝とう」を合言葉に、共産党支部・後援会は昨年10月から後援会員・支持者に総当りする“選挙型の活動”に切り替え、「2人区で勝利するために安倍政治ノー、維新政治転換の一点で、保守、革新、無党派の願いを結集して、垣根を越えた支持を獲得しよう」と全力をあげています。

カジノはあかん

 対話の中では「カジノ、あんなものが来たらあかん。被害者が出たら誰が責任を取るのか」「『都』構想は絶対あかん。前回の住民投票で終わっている」「負けんといてください。信頼できる党は共産党しかない」との声が寄せられています。

 せと氏は「“カジノはあかん”“大阪市をなくすな”“くらしを守れ”は、市民多数の声です。この声を此花区で代表できるのは共産党の、せと一正しかいません」と強調。「共産党の値打ちを語り、保守の方々や野党を支持されるみなさんとの共同を広げて、死力を尽くして、何としても勝ち抜きたい」と決意を語ります。 (大阪府・生島貞治)


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