2019年1月21日(月)
オスプレイ配備撤回を
稲嶺氏激励 横田で座り込み
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米軍横田基地(東京都多摩地域)の撤去、米空軍特殊作戦機CV22オスプレイの配備撤回、パラシュート降下訓練の中止を求める座り込み行動が20日、東京都福生市で開かれました。
横田基地撤去を求める西多摩の会が毎月呼びかけているもので、今年最初の座り込み。累計で118回目の今回には約200人が参加しました。
前沖縄県名護市長の稲嶺進氏が連帯あいさつ。沖縄では国、自治体が米軍と交わしている市街地や学校・保育園などの上空を飛行しないという協定書が「米軍が必要とする場合を除く」と書かれているため、空文化していると指摘。辺野古の新基地建設工事にでも県が調査に入れず、国がなし崩しに進めていると述べ「この国に民主主義、地方自治はあるのか」と告発。「全国の空にオスプレイが飛び交う前に、今できることをしないといけない。お互いあきらめずにたたかい続けよう」と激励しました。
西多摩の会の高橋美枝子代表は、横田基地で昨年も事故が起きたパラシュート降下訓練が8日から延べ153回も行われ、主パラシュートが開かない事故も連続して起きていると指摘。寉田一忠事務局長は、周辺自治体が14日の成人の日だけでも訓練の自粛をと申し入れたにもかかわらず、米軍が訓練を強行したと報告しました。