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2019年1月21日(月)

「安倍政治サヨナラ」くらし優先の政治を

千葉市緑区 小池氏と4予定候補決意

 統一地方選、参院選と連続する選挙で、日本共産党の躍進と市民と野党の「本気の共闘」で「安倍政治サヨナラの年」にしようと20日、千葉市緑区のJR鎌取駅前で、日本共産党の小池晃書記局長を迎えて行われた新春街頭演説。連続する選挙で市政と県政も、国政も変える選挙にしようとの4予定候補の訴えに、聴衆から力強い拍手が送られました。

 マイクを握った江田ちよ県議予定候補は、県の財政力は全国4位でありながら命や生活にかかわる福祉費は最低クラスだと告発し、「税金の使い方がおかしい。介護や医療、教育などを最優先にしていく」と訴え。かばさわ洋平市議は、小中学校普通教室でのエアコン設置を求め、昨年12月にすべての教室のエアコン整備の予算が実現したと報告しました。

 参院選比例代表の、しいばかずゆき予定候補は、国立大学でも学費値上げ競争が始まろうとしていると告発し、「教育予算が少なすぎるからだ。OECD(経済協力開発機構)でも最低水準だ。力をあわせて、教育予算の充実を求める」と訴えました。

 千葉選挙区の浅野ふみ子予定候補は「安倍政権は、米国製兵器を“爆買い”し、社会保障費はがつがつ削る。安倍政権を退陣させ、軍拡よりも災害対策に力を入れる当たり前の政治の実現を」と呼びかけました。

 立憲民主党の岡島一正衆院議員のメッセージが紹介されました。

 小池氏は、毎月勤労統計の不正問題に触れ、「いったん決定した予算案の修正を閣議決定する前代未聞の事態だ」と批判。厚労省によるデータ廃棄について「隠ぺいしたと言われても仕方がない」と語り、徹底究明を求めると表明しました。

 政府が消費税10%増税を狙う一方で、大軍拡を進めようとしていると批判。大量購入を目指すF35Aの購入費は1機116億円だとして、3機分の予算で認可保育所200カ所以上、待機児2万人分を解消できると紹介し、「軍事費を削ってくらしに回せの声をあげていこう」と訴えました。

 安倍政権の命運は市民と野党の「本気の共闘」にかかっているとして、週内にも野党党首会談が開催される予定だとして、「参院選1人区で候補者一本化のために全力をあげる」と語りました。

 小池氏は県政にかかわって、共産党県議団の取り組みで、県立高校のエアコン設置予算の実現や保護者負担を廃止させるとともに、談合問題で県政をチェックする役割も果たしてきたと強調。市政では、共産党市議団の粘り強い運動で小中学校エアコン設置の予算を実現したとして、「共産党を躍進させてほしい」と訴えました。


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