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2019年1月9日(水)

辺野古守れの声 米大統領よ聞け

ホワイトハウス前集会

基地工事停止署名20万超す

 【ワシントン=池田晋】「トランプ大統領、私たちに返答を! 請願署名は19万人を超えた」―。沖縄県系4世でハワイ出身・在住アーティストのロブ・カジワラさん(32)は7日、米ワシントンのホワイトハウス前で開いた集会で、同県名護市辺野古での米軍新基地建設の是非を問う県民投票(2月24日)まで埋め立ての停止を求める請願署名を受け止めるよう、トランプ大統領に訴えました。


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(写真)7日、ワシントンのホワイトハウス前で、辺野古埋め立て停止を訴えるロブ・カジワラさん(中央)(池田晋撮影)

 署名はホワイトハウスのウェブサイト上の請願制度を利用してカジワラさんが呼び掛けたものです。

 集会は、署名数を報告する横断幕や「沖縄の民主主義の尊重を!」と書いたカードを掲げ、「沖縄の基地を閉鎖せよ」とホワイトハウスに向かって唱和。米反戦団体の活動家らが連帯あいさつしました。

 カジワラさんは19万人以上の署名が集まったことに「本当に感激した」と述べ、新基地建設は「文化のふるさとの破壊だ」と批判。「沖縄に連帯しよう」とホワイトハウスから返答を得るまで署名を広げることを呼び掛けました。

 名護市出身の沖縄県民間大使、てい子・トゥーシーさん(77)=東部ニュージャージー州在住=は、かつて辺野古の浜で魚を取った思い出を語り、「基地建設が県民の民意に完全に反して進んでいる」と訴えました。

 ホノルルやニューヨークでも連帯の行動が取り組まれました。

 請願署名数は日本時間8日午後7時半現在、20万1207人です。


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