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2018年11月30日(金)

教育充実は政治の責任

兵庫・明石 山下副委員長ら特別支援学校訪問

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(写真)西堂副校長(左)から授業の説明を聞く(右へ)山下、金田、福原の各氏=29日、兵庫県明石市

 障害児学校の児童・生徒が増え、超過密、マンモス校化が問題になっています。日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員と金田峰生参院兵庫選挙区候補、福原ゆかり兵庫県議候補は29日、兵庫県明石市の神戸大学付属特別支援学校を訪問し、施設や教育課程などを調査し、授業を見学しました。

 山下氏は、各地の特別支援学校の実態や、設置基準を求める教員、保護者らの運動を示し「国立の支援学校では本来あるべき教育がされていると聞いています。そういう教育が障害のある子どもたちに求められ、提供する責任が社会と政治にあります」と課題を提起しました。

 西堂直子副校長と松永芳博校内教頭が応対し、全国の各校が同規模で、教育課程は各校が独自につくり、教育、研究にあたっていることや、同校では小・中・高等部に52人(60人定員)の生徒が在籍し、教員が33人であること、子どもたちを集団の中で教育し、自治活動を重視、教師が集団で議論、実践していることなどを紹介しました。

 労組支部の黒川陽司支部長は、手当など公立校との格差や労働実態、非常勤教職員の雇用が5年期限などの課題と労組の要求、取り組みを紹介し、教育予算の増額や、競争的資金でなく大学運営費の増額の必要性を強調しました。


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