2018年11月23日(金)
消費税10% 景気壊す
各界連リレートーク
東京・新宿駅前 小池書記局長も訴え
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消費税廃止各界連絡会は22日、東京・新宿駅前で、消費税10%増税中止を求めてリレートークを行いました。全国商工団体連合会の橋沢政實副会長、全国保険医団体連合会の住江憲勇会長、日本自治体労働組合総連合中央執行委員の佐賀達也さんらが「複数税率が導入されれば商売がやっていけない」「消費税増税で、社会保障も暮らしもよくなっていない」と批判しました。
日本共産党消費税10%増税阻止闘争本部責任者の小池晃書記局長・参院議員もマイクを持ちました。
小池氏は、2014年に消費税が8%に引き上げられてから、消費が落ち込んだままであり、10%への増税は、暮らしも景気も壊すと警告。複数税率は大混乱を招くうえ、インボイス(適格請求書)の導入で多くの中小零細業者が課税業者にならなければならず、中小零細業者が存亡の危機に立たされるなど、さまざまな問題点を指摘しました。
小池氏は、消費税増税が社会保障のためだとするまやかしの宣伝について、参院選後に、医療・年金・介護の大改悪が計画されていると指摘。日産のカルロス・ゴーン問題にも触れながら、大企業や金持ち優遇税制をやめれば、消費税引き上げ分の5兆円以上の財源は確保でき、消費税10%増税はしなくとも財源はあると強調しました。
足を止めて話を聞く人が多く拍手もおきました。宣伝には、7団体20人が参加しました。