2018年11月13日(火)
赤旗 全国囲碁・将棋大会
8強に若手続々進出
強豪が実力発揮
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11日に東京・渋谷の日本共産党本部で開かれた第55回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会の2日目は、囲碁・将棋とも8強に20代以下が5人残るという若手が旋風を起こすなか、囲碁で柳田朋哉さん(25)=招待、京都=の3連覇、将棋で早咲誠和さん(45)=大分=の2度目の優勝と、強豪が実力を発揮しました。
いつも普段着で参加の柳田さんは、スーツ姿。「特別な意味はありませんが、気合が入っているのは確かです」と語り、若手の挑戦を阻みました。
灘高校1年生の笠原悠暉さん(16)=大阪=は、柳田さんとの準決勝に敗れましたが、3位決定戦で大模様をまとめて勝利しました。「大会を通してミスが多かったけど、最後は、自分らしく打てた。来年はプロを目指すつもりです」と明るく語りました。
囲碁の宮崎県代表で外科医の山本淳さん(54)は、昨年、高校生以来36年ぶりに出場し、今回も連続8強入りしました。「医者として忙しいけど、全国大会でいろいろな人と会えることが楽しみです」と話しました。
将棋の北海道代表の武田浩司さん(30)は、リーグ戦初戦で最年少の邊土名朝陽さん(11)に敗れましたが「いい意味で開き直れ」て、8強に進出。「赤旗名人戦は、他大会と比べても出場者へのサポートが手厚い。今回は会場も広々していた」と感想を話しました。
将棋の東京都代表の相良剛史さん(29)は、中学3年生以来15年ぶりに出場し、4位入賞。「IT技術者をしていて、残業が長引くこともありますが、将棋アプリなどで練習しています。社団戦のチームに入って、実力をみがこうと個人戦にも出るようになりました。また、いろんな大会に出場します」と語りました。
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