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2018年10月18日(木)

消費税10%反対 守れ憲法9条

全建総連大会始まる 賃金・単価引き上げを

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(写真)全建総連大会であいさつする吉田委員長=17日、岐阜市

 全国建設労働組合総連合(全建総連)は17日、岐阜市で大会を開き、賃金・単価引き上げ、消費税増税反対、憲法9条を守る運動を呼びかけました。

 あいさつした吉田三男委員長は、豪雨被害の愛媛、岡山、広島で応急木造仮設住宅の建設で地元や全国の組合が役割を果たしたと紹介。5年ぶりに組合員が62万人に回復したことにふれ、組織の拡大強化を訴えました。

 残業規制に向けた整備を進めるとともに、賃金・単価の確保について「大手ゼネコンは軒並み史上最高益で原資は十分ある。要求運動を広げ、若者に選ばれる建設産業にしよう」と強調しました。

 「消費税増税とインボイス(適格請求書)は中小零細業者に深刻だ。大衆増税に反対しよう。平和であってこその建設産業だ。平和憲法、民主主義を守る運動に全力で取り組む」と訴えました。

 勝野圭司書記長は、9条改憲阻止の3000万人署名を51万人から集めたと報告しました。

 運動方針案では、賃金・単価引き上げ、週休2日など待遇改善▽建設国保の育成強化▽東京五輪工事など安全衛生対策▽大衆増税とインボイス反対▽憲法9条守る▽災害対策―などを提起しました。

 来賓あいさつで日本共産党の大門実紀史参院議員は「消費税増税は中小零細業者に身銭を切らせ、インボイスで取引から排除する。中止させよう。憲法9条を守るため力を合わせよう」と述べました。自民、公明、立民、国民、社民の各党議員があいさつしました。


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