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2018年10月18日(木)

オール沖縄の魂で県都の誇りある新時代を

金城徹元那覇市議会議長に聞く

 那覇市長選(21日投票)で、急逝した翁長雄志前県知事の遺志を継いだデニー県政を、県都から支える城間みきこ市長の再選へ総力を挙げる「オール沖縄」の金城徹元那覇市議会議長に聞きました。(山本眞直)


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 市長選の争点は、県都からデニー新知事と力を合わせて平和で誇りある豊かな那覇・沖縄の未来をひらく女性市長か、新基地ノー、オスプレイ配備撤回の「建白書」を否定し、政府に屈服した自民党前県議か、にあります。

 城間みきこ市長の再選は必ず成し遂げなければなりません。翁長前知事の思いを受け継ぐデニー新知事を支える「オール沖縄」の勝利という豊見城市長選での流れを県都でさらに強め、必ず勝利させたい。

 政府はデニー知事と面会し、「県民に寄り添う」としながら翁長前知事が決断した「撤回」の停止請求を国交相に申し立てました。県都でこれを許さない民意をみきこ市長の再選で改めて示したい。

 城間さんは、那覇市長だった翁長さんから市政とその遺志を受け継ぎ、新基地ノー、「建白書」実現を柱に、認可保育所数と定員の倍増による待機児童解消、全国のモデルとなった子ども貧困対策など、4年間の実績は誇れるものです。

 2期目はデニー県政と連携し、市民協働の力で、アジアのダイナミズムを取り入れた経済振興など、基地依存、政権頼みではない平和で豊かな誇りある新時代―那覇・沖縄を実現します。

 相手候補と陣営は、官邸主導、自民党、公明党本部の組織力を背景に総力をあげており、決して侮れません。

 官邸、自民党本部は、国土の0・6%の沖縄に、米軍基地をおしこめ、さらに辺野古に新基地建設というのは我慢の限界を超えているという県民の怒りを冷めさせ、分断させるためにフェイクニュース(事実ではない伝聞)をまき散らしています。相手陣営のみきこ市長への「何もしない市政」というネガティブキャンペーンはその最たるものです。

 翁長さんが発した「イデオロギーよりアイデンティティー」、つまり、基地・平和問題で保守、革新が互いに尊敬(リスペクト)し、沖縄の誇りをもって立ち向かう、ウチナーンチュ マキティー ナイビランドー(沖縄県民は、負けてはだめだ)の魂で、みきこ市長の勝利を必ず手にしたい。


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