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2018年10月11日(木)

将棋新人王戦

藤井七段が先勝

空中戦、大熱戦を制す

写真

(写真)第49期将棋新人王戦決勝三番勝負第1局で先勝した藤井聡太七段(右)と出口若武三段=10日、大阪市・関西将棋会館(撮影・峯松進)

 将棋の藤井聡太七段(16)と出口若武三段(23)の対決となった第49期新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負第1局は10日、大阪市福島区の関西将棋会館で指され、午後5時、藤井七段が112手で大熱戦を制し、シリーズ先勝としました。第2局は17日(水)に同所でおこなわれます。

 振り駒の結果、出口三段の先手。序盤は、お互いに飛車先を突き合う相掛かりのたたかいとなりました。

 出口三段が飛車を中段に構え、最近では珍しい陣形。中盤戦は互いに飛車の横利きを通してたたかう空中戦の様相となりました。

 66手目、☖9九角成と香得したあたりでは「後手優勢」の声が出るようになりましたが、その後、出口三段も飛車を後手陣に成り込み激しい寄せ合いとなりました。96手目、藤井七段が☖3六桂と打ってからは出口三段の粘りを振り切り、寄せ切りました。

 勝った藤井七段は、「三番勝負の第1局ということで、非常に大きな1局と思っています。途中、少し苦しくなってしまったところがあったかと思うんですけど、その中でも崩れずに指せてよかったと思います」と語り、出口三段は「かなり緊張しましたが、対局が始まってからは、自分の思うように指せました。序盤はまずまずなのかなと思っていましたが、粘られました。2局目は(負けを)引きずらないようにしたい」と語りました。

 立ち見も出る盛況となった関西将棋会館の大盤解説会に終局後、対局者2人が姿を現すと、「きゃー」と歓声と拍手が上がりました。


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