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2018年9月28日(金)

大激戦 沖縄知事選

“負けられない”

平和な未来 あと一踏ん張り

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(写真)車で行き交う人たちにデニー候補への支持を訴えて手を振る人たち=27日、那覇市

 大激戦の沖縄県知事選(30日投票)で、勝敗を分ける「三日攻防」に突入した27日、辺野古米軍新基地建設反対を掲げる玉城デニー候補の陣営は、最激戦の那覇市内で三日攻防突入集会を開き、誇りある平和な沖縄の未来をひらくために「マキテーナイビランドー(負けてはならない)」と訴え抜きました。

那覇で集会

 台風接近のため時折、強い雨風にあおられながらも、多くの参加者が国道58号の両側に並び立ってビクトリーロードをつくりました。

 集会では、デニー候補の選挙母体「ひやみかち・うまんちゅの会」の呉屋守将会長が、何としても、道半ばで急逝した翁長さんの思いを、デニー知事誕生で実現をと強調しました(別項)。照屋義実「会」顧問は「翁長知事が新基地を絶対に造らせないと、命の燃え尽きる直前に表明した辺野古埋め立て承認の撤回を副知事が引き継いだ。この撤回はまだ終わっていない。デニー知事でこそ辺野古基地を止め、国が起こす裁判にも勝利できる」と力を込めました。

 謝花喜一郎副知事は、沖縄復帰後最高の有効求人倍率実現など若者の活躍の場を広げてきた翁長知事の業績を引き継ぐ唯一の候補がデニー氏だと力説。「辺野古新基地を止め、50~100年先に誇りある豊かで明るい沖縄をつくるかどうか、あと一踏ん張りです」と呼びかけました。

 赤嶺政賢、照屋寛徳、糸数慶子、伊波洋一各県選出衆参国会議員、翁長雄治那覇市議(翁長知事の次男)も訴え、城間みきこ那覇市長、富川盛武副知事が駆け付けました。

 「Vロード大作戦」に参加した那覇市の男性(78)は「辺野古新基地を言わず、政府と一体の候補に負けるわけにはいかない。あす、あさってしかない。有権者や子どもたちに沖縄の民意を示そうと訴え、絶対に勝ちたい」と力を込めました。

 沖縄市から駆け付けた会社員の男性(26)は「翁長さんは県民を第一に考えた人です。デニーさんにはその遺志を引き継いでほしい。県民が力を合わせて新基地はいらないと言いたい」と語りました。

平和で誇りある基地ない沖縄を

玉城デニー候補の選挙母体「ひやみかち・うまんちゅの会」

呉屋守将会長の訴え

〈要旨〉

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(写真)あいさつする呉屋守将会長=27日、那覇市

 皆さん、県知事選はいよいよあと2日となりました。何としても、道半ばであの世にたたれた翁長雄志さんの思いを、玉城デニーさんを知事に当選させて実現してもらいましょう。

 相手は辺野古が唯一の解決策といいますが、私に言わせれば、唯一の解決策は辺野古に基地を造らず、米軍基地の多くを返してもらうことです。米軍基地を返してどうするのかと言う人もいると思いますが、那覇新都心が何よりの証拠です。直接経済効果で32倍という、すばらしい実績を挙げております。基地返還ができないと実現できなかったことです。

 皆さん、あちらも否定できない数字があります。216という数字です。本土返還以来、わが沖縄県は、努力にもかかわらず(県民所得が)万年ビリです。なぜか。ビジョンなく、ハコモノばかりを造ってきたからであります。ハコモノはビジョン達成のための道具にすぎません。ハコモノも大事ですが、いったい、どういう沖縄をつくるのかという、大事なものが抜けていたんです。翁長雄志さんがわれわれに気づかせてくれました。

 基地のない平和で誇りある夢の島、沖縄を実現しようではないか。彼は、われわれを目覚めさせてくれたのです。そして、一人ひとりの力は小さくても、みんなで力合わせれば達成できるということを教えてくれました。

 こうした思いが、4年前、翁長知事の誕生につながりました。翁長知事の後を追って、われわれの思いにこたえてくれるのは玉城デニーだけです。ぜひ押し上げて、われわれが誇る、日本にもアジアにも二つとない沖縄県づくりを進めましょう。


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