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2018年9月20日(木)

「赤旗」多彩な魅力

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(写真)連載「朝鮮半島の激動と北東アジアの平和」(上)と自民党総裁選を報じた「政治考」

総裁選の異常に迫る

 新聞、テレビ、ネットが連日報じた自民党総裁選。6年間に及ぶ「安倍政治」の検証報道はごく一部。その大半は自衛隊明記の9条改憲など安倍晋三首相の主張を無批判に垂れ流すものでした。

 「赤旗」は、国民の疑問から時の政治問題を考えるシリーズ企画「政治考」で総裁選を特集。首相の改憲の発言そのものが憲法尊重擁護義務違反の違憲発言であることや、森友・加計疑惑を自民党全体として不問にするなか、総裁選が「『正直』が争点の異常」(2日付)となり、「自浄能力 完全に失う」(17日付)ことを明らかにしてきました。読者からは「首相の言い分のおかしさがよくわかる」などの感想も。

 また「赤旗」は終戦記念日の8月15日付から「朝鮮半島の激動と北東アジアの平和」を9回にわたって掲載しました。米朝、南北会談を受けて始まった平和のプロセスが成功すれば北東アジアと日本の情勢にどんな展望が開かれるのかを探った好評連載。国内外の外交専門家も多数登場しています。

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(写真)今年8月14日付で掲載した「証言戦争」

証言戦争 実相伝える

 社会部では、1931年9月18日に日本軍が中国東北部への侵攻を開始した「満州事変」に始まり、45年8月15日の敗戦に至る日本の侵略戦争と、原爆や空襲など国民に犠牲を強いた実態を体験者の証言で取り上げてきました。

 2014年7月1日に安倍自公政権が集団的自衛権行使容認を閣議決定し、戦争法=安保法制強行へと突き進もうとしているなかで始まったのがシリーズ「証言 戦争」です。

 社会部の若手記者を中心に手記や資料を寄せていただいた読者を訪ねて取材。今年のシリーズでは、仲間の戦死、過酷な捕虜生活などを語った戦闘機「隼」の元操縦士、沖縄への特攻作戦で戦死した潜水艦搭乗員の遺族の思い、戦争で隠された東南海地震、食糧増産の開墾作業に動員された少年たち、空襲や学童疎開の体験などを取り上げました。

 「父が同じ部隊にいた」「いま、証言集を編集している。登場した人に連絡を取りたい」など、読者の声も寄せられています。貴重な証言をこれからも伝え続けていきます。


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