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2018年9月17日(月)

沖縄から平和の拠点を

知事選 デニー候補 浦添で訴え

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(写真)訴えるデニー候補(中央)。その右はナカニシ氏=16日、沖縄県浦添市

 大激戦の沖縄県知事選(30日投票)で翁長雄志知事の遺志を継ぎ奮闘する「オール沖縄」の玉城デニー候補は16日、告示後初の日曜日を迎え、那覇市や浦添(うらそえ)市をまわり、浦添市で街頭演説しました。 デニー候補は、「沖縄から平和の拠点を築くことができれば諸外国は沖縄に対して、お互いの平和を尊重し、あらゆる経済の力をもってきてくれる。だからこそ平和が必要だと翁長知事が言った。そのとおりの沖縄の未来をともにつくっていこう」と訴えました。

 街頭には創価学会員が応援する姿も。デニー候補は「沖縄はひとつになることを確認しよう」と呼びかけ、「誇りある新時代を、思想信条を超えて集う全ての人たちとつくっていきましょう」と気迫を込めました。

 知事選と同日投票の宜野湾市長選をたたかうナカニシ春雅市長候補は、相手陣営が自民党幹部や国会議員を次々投入していることについて「基地はいらないという沖縄の民意が怖いからだ」と指摘。普天間基地の被害に苦しむ宜野湾市民の思いを名護市民にさせるわけにはいかないと述べ、「基地はいらないと政府に堂々と言えるデニーさんを勝たせよう」と訴えました。

 訴えを聞いた浦添市の女性(70)は「基地問題も子どもの貧困問題も両方解決することが豊かさにつながる。それができるのがデニーさんです」と期待をこめました。


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