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2018年9月15日(土)

森友・加計疑惑に質問集中

安倍首相、まともに答えず

自民党総裁選 公開討論会

 自民党総裁選の候補者討論会(日本記者クラブ主催)が14日、東京都内で開かれ、安倍晋三首相に対し記者から森友・加計疑惑の質問が集中しました。安倍首相は質問にまともに答えず、「昨年の総選挙で国民の審判を仰いだ」と強弁し、「信頼回復の道は約束したことを実行していくこと」と開き直りました。

 森友・加計問題をめぐっては、昨年10月の総選挙後、国有地取引をめぐる財務省の決裁文書改ざんや首相秘書官の虚偽答弁が次々と判明し、1年超にわたって国民を欺いてきた安倍政権の姿勢が厳しく問われています。

 ところが、安倍首相は同日の討論会でも「(森友問題では)約4000ページの決裁文書や交渉記録が公開されたが、私の指示や妻が関与したことは一切出ていない」「(加計学園の)獣医学部の問題もプロセスにおいては一点の曇りもない」と主張。愛媛県文書に記された加計学園の加計孝太郎理事長と安倍首相の面会(2015年2月25日)について、同学園側が県に虚偽報告をしたと発表したことを受けて抗議しないのかと問われても、「総理として論評すべきではない」との主張を繰り返しました。

 さらに、森友問題での財務省の決裁文書改ざんで麻生太郎財務相の辞任を求めなかった点について、安倍首相は「私と麻生さんで、アベノミクスという政策を二人三脚で進めてきた」と述べ、国民の信頼よりも政権の都合を優先させたことをあけすけに語りました。

 記者からは「(世論調査では)不支持の一番の大きな理由は『総理大臣が信頼できない』ということ。これは非常に深刻な問題だ」「これは総理大臣の任を辞してもおかしくない問題だ」「国民的モラルハザードを招いていると危惧する」など、安倍首相の無反省ぶりへの批判が続出しました。一方、総裁選に出馬している石破茂元幹事長は「総理やご家族が犯罪なんかやるわけがない」と述べました。


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