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2018年9月11日(火)

高潮で床下浸水被害

兵庫で大門・金田氏が調査

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(写真)住民から話を聞く(左から2人目から右へ)大門、金田の両氏と県議ら=10日、兵庫県芦屋市

 日本共産党の大門実紀史参院議員と金田峰生参院兵庫選挙区予定候補、県議団は10日、台風21号の高潮で浸水した兵庫県芦屋市と神戸市東灘区で被害状況を調査し、要望を聞き被災者を激励しました。

 南海トラフ地震の津波や高潮でも浸水しないとされていた芦屋市の人工島、南芦屋浜では、5・2メートルの護岸を超えた高潮で浸水しました。床下浸水した住民は、護岸を越えた波が川のように流れてきて、あっという間に玄関間際まで水が迫ってきた様子や、避難指示が出された時には、周辺一帯が浸水し、車も動かせず、対岸の避難所に歩いて行くのは危険だと判断し、自宅で過ごしたことを語りました。

 島内には避難所も防災拠点もなく、対岸の小学校まで物資を取りに行かなければならないことや、島内にある民間施設と住民が交渉してシャワーなどが利用できるようになったことを説明。以前も道路が冠水したことなど、排水や防災対策の見直し、島内に防災拠点を設けることなどを要望しました。

 高橋川が氾濫した東灘区深江北町の女性(73)は「2回目の被害です。護岸の工事をしていたので大丈夫だと思っていました。荷物を2階に上げていると、あっという間に床上まで水が来ました。年金生活で本当に困る」と話していました。

 同区の魚崎南町では約1・5メートルまで浸水した工場で、事業再開に向けた要望などを聞きました。


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