しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年9月6日(木)

台風21号一夜

共産党が現地調査

写真

(写真)屋根の鉄骨を突き破って垂れ下がっているコンテナを視察する(右から)たつみコータロー参院議員、中山、河野の各氏=5日、大阪市

崩れ落ちたコンテナ

大阪市 たつみ参院議員

 台風21号の暴風と豪雨による大阪市の被害について、日本共産党の、たつみコータロー参院議員は5日、大阪市内の被災現場を訪れて被害状況を調査しました。

 たつみ氏らは、全港湾阪神支部の河野照宜書記長と中山寛治郎副委員長の案内で大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)や同住之江区の咲洲(さきしま)、南港などの湾岸部を視察。暴風で積み上げられたコンテナ(約3~4トン)が崩れ落ちている場所などを見て回りました。

 同市住之江区の大阪海運では、コンテナが100メートル近く飛ばされ、鉄骨でつくられたビニールをかぶせた屋根がひしゃげていました。同社の小林勇一社長は「高波でコンテナ置き場や作業場に海水が流れ込み、積荷の『六角ナット』が30センチメートルの海水につかりました。元通りにするのに2、3カ月はかかります」と話します。

 たつみ氏は「湾岸部の被害がひどい。その咲洲に府が庁舎を持ってきて災害拠点と言うのは無理があるし、万博・カジノを夢洲に持ってくるのも災害との関係でも考え直すべきだ。国の補助で業者が再開できるように求めていきたい」と述べました。

 たつみ氏は尾上康雄大阪市議、渡部結党府国政対策委員長、辻井大介住之江区市政対策委員長、安達雅之府くらし・雇用相談室長らとともに、住之江区、西成区の被災現場を見て回りました。

写真

(写真)破損したアーケードを調査する(左から)倉林、原田、平井の各氏=5日、京都市

商店街の屋根 はがれる

京都市 倉林参院議員

 日本共産党の倉林明子参院議員(参院京都選挙区候補)は5日、台風21号により甚大な被害を受けた京都市内の調査、被災者への訪問をおこないました。原田完府議、平井良人市議が同行しました。

 中京区の三条会商店街では、アーケードの屋根部分が台風の風にあおられ、数カ所ではがれるなどの被害がありました。高所から屋根が垂れ下がり、通行に支障が出ている危険な箇所も見られます。

 天ぷら屋を営む男性は「アーケードのはがれやゆがみなどは10カ所以上。あんな重いものが動くとは。こんなことは初めて」と不安を口にしました。

 倉林氏らは、「アーケードの修理は、保険で賄えない分は行政がしっかり支援するように要請している。がんばってほしい」と商店をまわり、励ましました。


pageup