2018年9月3日(月)
「1ミリもぶれぬ」
玉城氏 街頭で力強く
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13日告示の沖縄県知事選(30日投票)に翁長雄志知事の遺志を継いで立候補する「オール沖縄」の玉城(たまき)デニー予定候補は2日、名護市、うるま市、沖縄市で街頭に立ち「これ以上、沖縄に新しい基地は必要ない。沖縄に平和をつくり、自立型経済を構築して優しい社会を一緒につくっていきましょう」と訴えました。
同日市議選が告示された名護市では、日本共産党の、よしい俊平候補をはじめ市政野党候補らとマイクを握りました。玉城氏は、県が行った新基地建設の埋め立て承認撤回について「翁長知事が沖縄防衛局の違法行為をしっかり押さえ、副知事に託し、副知事が県民の願いに応えた。私の思いもそこから1ミリもぶれることはない」と強調しました。
激励に駆け付けた稲嶺進「オール沖縄会議」共同代表・前名護市長は「撤回による工事続行不能を一時的なものにせず、白紙撤回まで頑張るため、市議選の野党候補14人全員の当選で知事選へうねりを大きくして、デニーさんの当選を勝ち取ろう」と呼びかけました。
翁長知事の次男の翁長雄治那覇市議は「翁長雄志の正統後継者は玉城デニーしかいません。われわれ家族も一人ひとりがしっかりと一緒になって頑張る」と気迫を込めました。
玉城氏の訴えを聞いた女性(71)は「とても身近に感じた。知事にはデニーさんしかいないと確信した」と話しました。
うるま市では照屋大河県議、山内スエコ県議補選予定候補らとともに訴えました。