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2018年8月14日(火)

新幹線より命・暮らし

香川 ひめだ知事候補が訴え

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(写真)民主県政きずく会のひめだ氏(右)と現職の浜田氏=12日、高松市

 香川県知事選(26日投票)で「明るい民主県政をきずく香川県連絡会議」の、ひめだ英二候補は12日、日本青年会議所四国地区香川ブロック協議会主催のネット討論会で現職の浜田恵造候補と意見を交わしました。

 テーマは、子育て医療など安心安全、地方創生、重要政策です。

 子育て医療についてひめだ氏は、150億円を超える財政調整基金の活用で子どもの医療費無料化の拡充や保育所、保育士の拡充を主張。浜田氏は、「トータルの社会福祉を推進していく」と述べました。

 四国新幹線について浜田氏が「交流人口拡大、産業発展に期待できる」と推進の姿勢を示したのに対し、ひめだ氏は「四国新幹線導入で、在来線は不便になる。新幹線より命、暮らしに予算を使うべきだ」と力を込めました。そのうえで「新幹線での人口拡大が地域経済を活性化するとは限らない。地域で生み出すお金を地域で消費することが大切だ」と訴えました。浜田氏は希少糖やオリーブなど地元の資源やインバウンドに力を入れると語りました。

 原発問題について、ひめだ氏は「憲法を生かして県民の命暮らしが第一にしていく。伊方原発3号機も国に堂々と廃炉を求める」と主張。浜田氏は「国の責任において納得いく説明を」と述べただけでした。


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