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2018年8月7日(火)

西日本豪雨1カ月

仁比氏が養殖被害調査

宇和島の吉田町漁協訪問

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(写真)松下組合長(左)らから話を聞く仁比(手前)、坂尾(右端)の各氏ら=6日、愛媛県宇和島市

 日本共産党の仁比聡平参院議員は6日、西日本豪雨の被災地調査で、崩落した土砂などの流入や赤潮の影響でマダイなどの養殖魚が被害を受けた愛媛県宇和島市の吉田町漁業協同組合を訪れ、懇談しました。石本憲一県党豪雨災害対策本部事務局長、西井直人党南予地区豪雨災害対策本部長、坂尾眞市議らが同行しました。

 応対した松下定一代表理事組合長らに、全国から寄せられた義援金の目録を手渡しました。

 松下組合長は、豪雨により、土砂や大量の淡水が養殖いかだのある漁場に流れ込み、赤潮の被害も重なったと指摘。漁業者の再建を直接支援する制度がなく、既に利用している融資制度の返済もあることから、今回の災害を受け、新たに返済の猶予期間を設けることや返済期間の延長、また返済義務のない資金面での新たな支援策などの実現を求めました。

 仁比氏は「地域の経済を支え、家族で頑張る漁業者が再び前を向けるような支援が必要です。これまでやったことがない支援をやらなければなりません」と応えました。松下組合長は「検討していただけたらありがたい」と述べました。

 仁比氏らはその後、土石流やため池の決壊で全壊や浸水被害などを受けた吉田町内の現場や避難所で、住民らから話を聞きました。


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