2018年8月6日(月)
家の中の土砂出し 広島・坂町
県災対連 懸命のボランティア
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労働組合や民主団体などでつくる「災害被災者支援と災害対策改善を求める広島県連絡会(広島県災対連)」は5日、土砂災害や浸水の被害を受けいまも土砂に埋まった家が残る広島県坂町小屋浦地区で、9人が参加し、家の中から大量の土砂をだすボランティアに取り組みました。
氾濫した川に面した部屋や玄関、風呂場などに土砂が分厚く堆積したまま。「家の中の土砂は、やっと、今日初めて手をつけるんです」といいます。
作業と休憩を交互に取りながら、酷暑のなか、3時間半かけて片付けると、「ありがとうございました」の感謝の声がかかりました。
香川県の教職員組合の男性(28)は「実際にくると、被害のひどさを実感します。自分も災害の被害者になりうる。人は助けあわなければならない。少しでも力になりたい」と、噴き出す汗のなか、懸命に作業しました。
この日のリーダーの門田勇人さん(広島県労連事務局長)は「土日を中心によびかけています。17日からは平日も行いたい」と話していました。