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2018年8月3日(金)

笹子トンネル事故 検察審査申し立て

遺族ら「不起訴は不当」

甲府検察審査会

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(写真)甲府地検から不起訴処分についての説明を受けて会見する(左から)松本邦夫さん、石川信一さん、上田聡さんら事故の遺族=4月、甲府市内

 2012年に起きた山梨県の中央自動車道・笹子トンネルの天井板崩落によって9人が死亡した事故で、甲府地検が中日本高速道路の金子剛一元社長ら当時の経営陣とトンネル管理責任者らを不起訴にしたのは不当だとして、遺族が2日までに甲府検察審査会に審査を申し立てました。

 審査申立書は1日付。元社長らは十分な点検の指示を怠ったとして県警から業務過失致死容疑で書類送検されましたが、甲府地検はことし3月に天井板の崩落を予見することは困難だったと結論付け、不起訴処分としました。

 申立書は、天井板をつり下げるトンネル天頂部のアンカーボルトが抜け落ちたことについて、経年劣化で損傷が生じる可能性は同社の過去の点検要領などで指摘されていたと強調。「具体的に予見することが可能だった」のべ、元社長らが十分な点検を指示していれば事故は防ぐことができたなどとしています。


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