2018年7月29日(日)
西日本豪雨被災地 ボランティア 希望届ける
来てくれた だから前向く
京都・岡山の民青 浸水家財を撤去 倉敷市真備
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民青同盟京都府委員会は28日、同岡山県委員会と西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町に入り、ボランティアで浸水した家を片付けました。日本共産党の、すみより聡美参院岡山選挙区予定候補も参加しました。
2階建ての屋根まで浸水した家から水を吸って重くなった家財道具を運び出し、軽トラックで繰り返し捨てに行きました。
流れ込んだ厚い泥が乾いて路上でひび割れ、田植えをした稲は枯れていました。道の脇に積まれた災害ごみが壁のように続いています。
「東日本大震災で何もできなかったので何かしたかった」という女子学生(23)は「片付けていると写真とか卒業証書が出てきて普通の生活があったことがわかった。自分たちがこうなると思うと、想像を絶する」と話しました。
「班会での議論だけじゃなくて一歩進みたかった」と参加した男子学生(20)は「テレビではわからない臭いとか町の惨状。知らない世界だった。明日も残ってやりたかったけど台風で帰らないといけないから残念」と話しました。
この家に住んでいた女性(77)は「ほんま、ありがたい」と繰り返し、「若い人が来てくれて元気になる」と話しました。(岡山県・小梶花恵)