2018年7月22日(日)
憲法守る役割大きく
国民救援会90周年 大会開く
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創立90周年を迎えた日本国民救援会の59回全国大会が、大津市で21日から3日間の日程で始まりました。
鈴木亜英会長はあいさつで、1928年、絶対主義的天皇制の下で日本が戦争へと歩む中、人権を守るために国民救援会が設立されたことを紹介。安倍政権の戦争ができる国づくりの中、憲法9条への自衛隊の明記は憲法の平和原則を大きく損なうと批判し「憲法を守るために救援会の役割が大きくなっている」と呼びかけました。
滋賀県本部の川東繁治事務局長は歓迎のあいさつで、再審開始が決定した湖東記念病院事件と日野町事件について「検察の不当な抗告を棄却させ、一日も早く再審裁判が開かれるように運動していく」と述べました。
日本共産党の藤野保史衆院議員は、安倍政権打倒のために全力を挙げていくと連帯のあいさつを行いました。
日野町事件で再審決定を勝ち取った阪原弘元受刑者の長男が特別報告に立ち「皆さんのおかげでこの場に立てることが本当にうれしい」と喜びを語りました。