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2018年7月17日(火)

米兵遺骨 発掘調査再開で米朝合意

05年以来 ポンペオ国務長官声明

 【ワシントン=池田晋】米国と北朝鮮は15日、朝鮮戦争(1950~53年)時に戦死した米兵の遺骨返還をめぐる将官級の協議を板門店で開き、北朝鮮領域内でいまだ未発見の遺骨の発掘調査作業を再開することで合意しました。ポンペオ米国務長官が声明で発表しました。


 遺骨の発掘調査作業は、1996~2005年の期間、実施されていましたが、北朝鮮の核開発の進展で両国関係が悪化して以降、中断していました。

 ポンペオ長官は声明で、今回の会合が6月の米朝首脳会談における北朝鮮側の約束に基づくものだとし、「今日の協議は生産的、協力的であり、確約をもたらした」と述べました。

 米兵の遺骨返還をめぐる米朝協議は当初、12日に開催が予定されていたものの、北朝鮮の代表団が欠席したため延期。将官級の軍当局者による米朝対話は2009年以来の開催となります。

 米側は、捜索の対象となる米兵の遺骨は、約5300人分と推定。すでに北朝鮮側が収集済みの遺骨の返還・移送など、次の措置について調整を続ける実務者レベルの会合が16日に開始されます。

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は6月12日の首脳会談で、米兵の遺骨返還を進めることで合意。ポンペオ氏が今月6、7両日に訪朝し、金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長と会談した際にも、12日ごろに遺骨返還をめぐる協議を板門店で行うことを確認していました。


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