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2018年7月16日(月)

段ボール製 簡易ベッドで体守る

豪雨の岡山・倉敷

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(写真)避難所で段ボールベッドをつくる人たち=13日夜、岡山県倉敷市真備町地区

 「避難所での雑魚寝で体を壊さないように」―。西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町の避難所、倉敷市立薗小学校体育館で13日夜、「避難所・避難生活学会」が、段ボール製の簡易ベッドを組み立てる作業を避難者と一緒に行いました。

 簡易ベッドの開発者の水谷嘉浩さんが、工具なしで手軽に作れてトン単位の重量にも耐えられるだけでなく、土台の段ボールは収納代わりになると説明。「一段高い寝床に寝られたら衛生的で体も少し楽になる」と話しました。

 十数人の避難者が舞台に上がり、ベッドをつくりました。

 両親と3人で避難している近藤裕子さん(48)は「体育館は間仕切りもなく、床に直接敷いたマットでは足音が響き眠れない。体調が悪くなる。地べたにはゴミやほこりがあるから簡易ベッドはいい。つくるのも簡単だ」と話しました。

 64歳の男性は、床に敷いたマットや毛布にほこりや虫が付いているのを示し、「床の上は汚いし硬くて寝られない。一段高いベッドはいい」と話しました。

 真備町の避難所への簡易ベッド材料、間仕切り用の段ボールの搬入は進んでいますが、活用はこれからで、雑魚寝が続いています。活用の遅れについて市の担当者は、避難者のスペース確定が難しいこと、組み立て技術の周知の遅れをあげています。(松浦裕輝)


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