2018年7月13日(金)
北海道豪雨 復旧・対策直ちに
共産党が知事に申し入れ
北海道内を襲った低気圧の影響で石狩川をはじめ河川が氾濫し、住宅や農地が冠水した甚大な豪雨災害の復旧・対策を直ちにと、日本共産党道委員会と党道議団は12日、高橋はるみ知事に緊急申し入れをしました。
畠山和也前衆院議員と道議団4人が参加。道建設、農政、総務の各部が応対しました。
畠山氏らは、▽西日本の豪雨災害と一体に、道でも国に被災状況の迅速な把握と対応を求め、国に激甚災害の指定を求める▽被害実態の全容把握と安全確保に全力を挙げる▽水田や畑地への土砂の流入など農林水産業被害の把握と対策を急ぐ―ことを求めました。
一昨年の台風で氾濫したペーパン川(旭川市)で同じ所が被災していると指摘した真下氏は「繰り返し起こらないよう復旧対策をとり、農地も来年の耕作に間に合う対策を打つべきです」と迫りました。
農政部は、農地や農業施設の被害状況を把握し被害額をまとめ、国に支援を求めるとし、建設部はペーパン川復旧を進める上で地域の意見を聞くことが重要なため、道、市、JAや土地改良区で協議会を立ち上げ、協議していくと答えました。
畠山氏は「この時期の被害は初めて。農家の苦労は絶えず、経営支援も含め、道が適切な対応を」と改めて要請しました。