2018年6月18日(月)
市民「カジノいらない」
北海道苫小牧 大門議員が講演
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違法賭博場のカジノを解禁するカジノ実施法案を衆院内閣委員会で強行した安倍政権は許せないと、北海道苫小牧市の「カジノ誘致に反対する市民の会」は17日、「カジノはいらない苫小牧集会第2弾」を開きました。
145人の市民が参加。赤いプラスターを掲げて、いっせいに抗議の声を上げました。
篠原昌彦共同代表(苫小牧駒澤大学名誉教授)は、IR(カジノ含む統合型リゾート施設)誘致に反対する署名1万1330人分を市に提出したと報告。「子どもたちの未来にカジノはいらないと一人ひとりが声を上げていきましょう」と呼びかけました。
日本共産党の大門実紀史参院議員が講演。カジノがあるシンガポールで2011年から5年間で観光客1・7倍増の一方、北海道は同じ5年間で4倍と大幅増になっていると指摘。「カジノがなくても観光客は増えており、美しい自然を壊す事業は北海道だけ。全道の問題として、国民の大きな反対のうねりの中で最後までたたかい、阻止しよう」と力を込めました。
工藤良一党市議が市議会での論戦を紹介。「誘致させない運動を多くの市民とともに進めたい」と決意を表明しました。