2018年5月30日(水)
高プロ反対 あなたも
東京・新橋 緊急スタンディング
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政府・与党が「働き方改革」一括法案の強行採決を狙うなか、過労死とサービス残業を合法化する「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の反対を訴えて29日、市民有志が東京・新橋駅前で緊急スタンディングを行いました。
勤め帰りの会社員らでごった返す駅前広場で、「サービス残業が合法化されます」と書かれたプラカードを掲げてアピールし、注目を集めました。「私たちにできること」として、「高プロを検索」「反対署名に協力」「周りの人に話す」などと書かれたプラカードで呼びかけました。
「サラリーマンに直接訴えたい」と行動を呼びかけた東京都大田区の女性(45)は、「働いた分の給料が払われない高プロは、絶対反対。労働者の希望を奪うなといいたい。法案が通った後に騒いでも手遅れになる。いま声をあげないといけない」と話しました。
この日、衆院本会議での採決が見送りになったことも紹介。行動に参加した非常勤教員の女性(44)は、「高プロのことが知られていない。1人でも多くの人に知らせたい」。都内の病院に勤務する女性(47)も「行動することは無駄じゃない。自分たちの権利を守るため多くの労働者に立ち上がってほしい」と話しました。