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2018年5月29日(火)

入管施設 長期収容など改善を

茨城・牛久 市民有志が署名を提出

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(写真)署名を手に入管施設の改善を訴える市民有志=28日、茨城県牛久市

 自殺や自殺未遂、病死が相次いでいる入管施設の問題をめぐって28日、市民有志が茨城県牛久市にある東日本入国管理センターに対し、理由のない長期収容や医療体制の改善などを求める1万7000人余の署名を提出しました。

 この署名は、同センター内で4月13日に自死したインド人男性、ディパク・クマルさん(32)がなぜ亡くなったのかの原因調査や、期限も知らせない強制収容の廃止、十分な医療が受けられない環境の改善を求めています。

 ツイッター上で、市民が個人で集まる「#FREE USHIKU」が署名を呼びかけました。

 メンバーのひとり、東京都内で大学講師をしている男性(38)は、「どの人と面会しても、強制的に無期限収容されるつらさや、医療体制を何とかしてほしいといわれます」と話します。

 その上で、日本は国際人権規約、難民条約を批准しているとのべ、「それらの規定、そして収容されている人の訴えに基づいて、第三者委員会による調査を行い、すぐに改善してほしい」と語りました。

 署名を受け取った同センター総務課の担当者は「上司、幹部に伝えます」と話しました。


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