2018年5月23日(水)
首相の面会否定「まったく説得力ない」
小池書記局長が批判
日本共産党の小池晃書記局長は22日、国会内で記者団から、安倍晋三首相が同日、愛媛県の新文書に明記されている安倍氏と加計孝太郎「加計学園」理事長との面談(2015年2月25日)について、「ご指摘の日に加計氏と会ったことはない」と述べたことについて問われ、「証拠を示されているのに、否定の言葉一言だけでことが片付けられると思ったら大間違いだ」と批判しました。
そして、面会や獣医学部新設についての言及を否定する安倍氏や加計学園側の主張は、愛媛県文書は“すべてねつ造だ”と言っているに等しいと指摘しました。
小池氏は、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と加計学園幹部らが首相官邸で面会したとされる同年4月2日の官邸の出入邸記録も「破棄した」と政府が説明してきたことに言及し、「今日の首相の説明は、まったく説得力がない。あれだけ膨大で詳細な文書が出てきた以上、根拠をもった反証をするのが、政府・与党、安倍首相の責任だ」と強調しました。