2018年5月20日(日)
「働き方」修正協議 「根本は変わらない」
志位委員長 「強行とんでもない」
日本共産党の志位和夫委員長は19日、「働き方改革」一括法案で与党と維新の会が「修正」協議をしたうえで衆院通過を狙っていることを記者に問われ、「修正と言っても高度プロフェッショナル制度(高プロ=『残業代ゼロ制度』)の基本は変えない。過労死容認のレベルまで残業を認めるという議論は何も変わらない」との見解を示しました。
また、本人の意思で「高プロ」から抜けられるという「修正」内容について「本人の意思では長時間労働を止められないからこそ、労働法制はある。本人の意思に責任を負わせるというのは労働法制の考え方を根本から理解しないものだ。まやかしの修正で強行なんてとんでもない」と批判しました。