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2018年5月16日(水)

翁長沖縄知事 公務復帰に意欲

退院会見 すい臓がん治療公表

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(写真)退院後に沖縄県庁で記者会見する翁長氏=15日

 膵臓(すいぞう)に腫瘍が見つかり、切除手術を受けて入院していた沖縄県の翁長雄志知事は15日、同県浦添市の病院を退院後、県庁で記者会見し、「一日も早く公務に復帰し、そして私に与えられました知事としての責任を全うしたい」と意欲を示しました。

 翁長氏は退院時に記者団を前に「県民のみなさまにお話ができることに、ほっとしている。全力をあげて頑張ってまいりますので、どうかご理解とご協力をよろしくお願い致します」と語りました。

 4月に人間ドックを受診した翁長氏は再検査を指示され、膵臓に約3センチの腫瘍が見つかったため、同月21日に手術。翌日から退院に向けたリハビリに取り組み、「順調に回復した」として当初の予定より早い退院となりました。

 病理検査の結果、診断は膵臓がんであることを明らかにしました。「今後は再発や転移を抑える治療を行う予定」と述べました。

 秋の県知事選の出馬について問われた翁長氏は「体力回復はまだだが、ここ数日はぐんと元気になった」と強調。「公務をしっかりとこなしていくことが今一番の眼目だ。まずはそれをしっかりとする中で(県民からの)負託に応えていきたい」と述べました。


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