しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年5月13日(日)

対北朝鮮 米国務長官 会見で表明

非核化断行で経済援助

 【ワシントン=遠藤誠二】ポンペオ米国務長官と訪米した康京和(カン・ギョンファ)韓国外相の米韓外相会談が11日、ワシントンの国務省で行われ、両外相は、22日の米韓首脳会談、6月12日に予定されている米朝首脳会談にむけて協議しました。

 ポンペオ長官は会見で、「米朝サミット、(この間の)自身の訪朝、トランプ大統領が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会談した際にとる大胆なステップについて話し合った」と言明。康外相は「(米朝サミットが)北朝鮮の核開発問題を解決し、朝鮮半島の永続的な和平を保障する歴史的な機会になるということで同意した」と述べました。

 ポンペオ長官は、「もし北朝鮮が、早期の非核化にむけて大胆な行動をとるのなら、米国は北朝鮮とともに、同国が韓国と比肩するほどの繁栄をもたらすために取り組む」「金委員長が正しい道を選ぶなら、北朝鮮の国民にとってあふれるばかりの平和と繁栄をもたらす未来がくる」と述べ、完全な非核化を早期に行うのなら、北朝鮮の体制を保障し経済的な援助も行う考えを示しました。

 ポンペオ長官は、この間の金委員長との会談について、「生産的、実質的な話し合い」を行ったことを明らかにし、「われわれ(ポンペオ長官と金委員長)は、米朝両国間の共通の目標について非常に良い理解を持っている」と話しました。


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