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2018年5月9日(水)

新潟知事選に池田氏

原発のない ふるさとめざす

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(写真)潟県知事選に立候補表明した池田予定候補(右)と菊田衆院議員=8日、新潟県庁

 今月24日告示・6月10日投票の新潟県知事選で、池田千賀子県議(57)=未来にいがた=が8日、県庁で記者会見し立候補を表明しました。池田氏は、米山隆一前県知事が始めた原発事故の三つの検証を引き続き進めることを表明し「検証の結果、動かすと危険という結果が出る可能性は高いが、最初から決めつけずにしっかりと検証したい」と話しました。

 また「前回の知事選で県民が米山氏を選んだのは、最初から『再稼働ありき』ではなかったからだ」と語り「この点で県民のみなさんと一緒に手をつないで頑張りたい」と語りました。

 池田氏は、地方では多くの人が生活に不安を抱えているとし、その不安に寄り添いつつ県政を進めながら、「将来は原発ゼロを目指したい」と決意を述べました。

 国政についても問われ「安倍政権の下、モリカケ・セクハラなど、一部官僚のひどい姿が明らかになった。県民は“誰の方を向いて政治をしているのか”と怒っている。官僚出身の自民党の候補では、再稼働を急ぐ安倍政権に流されてしまうのではないか」と批判しました。

 会見には菊田真紀子衆院議員が同席し、2016年参院選から始まった市民と野党の共同の流れを前進させ、池田予定候補の思いに共感してもらえるよう各党にも働きかけたいと訴えました。

 日本共産党の樋渡士自夫県委員長は「池田県議はこの間、市民と野党の候補勝利のため一緒にたたかってきました。米山県政の継承、初の女性知事実現のため全力を挙げます」と話しています。

 池田氏の略歴 1961年、柏崎市生まれ。同市職員、同市議を3期務め、現在新潟県議1期目。


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