2018年5月8日(火)
新党とも共闘強める
本気の共闘へ議論活発化を 小池書記局長が主張
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日本共産党の小池晃書記局長は7日、国会内での会見で、新党「国民民主党」との共闘について問われ、国会対応では野党6党の共闘を引き継いで「強めていきたい」と述べ、参院選に向けて「安倍自公政権に退場の審判を下すために、本気の共闘体制をつくる議論を活発化させたい」と表明しました。
小池氏は、来年の参院選では、市民と野党の共闘で自民、公明と補完勢力を少数に追い込むことができるとして「一人区では、野党が候補者を一本化して臨むことが必要だ」と強調。共産党が野党共闘に関し▽お互いの掲げる共通政策をより豊かにしていく▽相互推薦、相互支援の共闘体制を▽政権の問題でも前向きの合意をつくっていくと提起していることにふれ「政策協議と候補者調整の議論を活発化させたい」と表明しました。
小池氏は「今後の選挙で自民、公明に打ち勝つためには本気の共闘が必要であり、これまでのように共産党が一方的に候補者を降ろすことはしない。(同党が)自公政権と本気でたたかおうと考えているのであれば、われわれの提起を踏まえて、市民と野党の共闘にどう向き合うのか注目していきたい」と述べました。