しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年5月6日(日)

復興ボランティア奮闘

福島 8都府県の民青同盟員

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(写真)綿花の種を植える青年たち=5日、福島県南相馬市

 「こうやって働くのは幸せだ」。澄み渡った青空のもと、畑で青年たちの笑みがこぼれました。首都圏や愛知など8都府県の日本民主青年同盟員ら80人が4月28日から6日まで、福島県の南相馬、郡山両市に入り、被災地での復興ボランティアに携わりました。

 京都と大阪の青年14人は夜行バスで15時間かけて福島県に入り、3~5日まで行動しました。

 3日、日本共産党の野口徹郎県書記長から復興の現状を学んだ一行は、渡部寛一党南相馬市議の案内で同市小高区や浪江町をフィールドワークしました。

 「除染で出た汚染土壌の仮置き場は、いつまで今の状態なのですか」と真剣な表情で質問していました。

 4日には南相馬市原町区の災害公営住宅で被災者から「医療費の無料化を続けてほしい」など多くの要望を聞き取りました。

 5日は、同市小高区の農家の畑で綿花の種まきを手伝いました。持参した長靴で首にタオルをまき、流れる汗をぬぐいながらの作業です。「次はどこにまいたらいいんだろう」というと、農家の人が「次はここから」と優しくアドバイスしました。

 初ボランティアの京都外国語大学の男子学生は「テレビや新聞で知ることができない被災者のみなさんの実態が分かってよかったです」と話しました。


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