2018年4月28日(土)
辺野古 集中座り込み行動 700人
|
沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で行っている「集中座り込み行動」は27日も700人が参加しました。集中行動が呼びかけられて以降、連日、700人、800人規模の行動が続いています。
この日は、午前9時、正午、午後3時の3回、工事車両の搬入があり、それぞれ強制排除が行われました。座り込み参加者は、ゲート前そばの歩道脇に縦列駐車した5台の機動隊大型車両と機動隊員の人垣でつくった囲いに入れられ、長時間、出られないようにされました。
参加者は、整然と座り込み、囲い込みの中では、「狭い」「暑い」「座れない」と要求し囲いを広げさせました。「機動隊車両の排ガスをなんとかしろ」と何度も抗議し、当初、5台の全車両がエンジンをかけ排ガスを出していたのを、最前と最後の2台を除いてエンジンを切るようになっています。
囲いに入れられた千葉県柏市の男性(73)は「スピーチしたり、歌を歌ったりしていますが、これなら続けられます」と語っていました。
現場責任者で沖縄県統一連の瀬長和男事務局長も囲いに入れられました。瀬長氏は「囲い込んでトイレに行くのも制限させられたが、法的根拠はない。私たちは囲いの中でも憲法で保障された表現の自由を行使して座り込みを続けていく」としています。