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2018年4月27日(金)

辺野古 座り込み整然と

安倍政権の違法工事許さぬ

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(写真)米軍基地キャンプ・シュワブゲート前そばの歩道。機動隊大型車両と機動隊の人垣火で囲いをつくって、その中に座り込み参加者を拘束しました=26日、沖縄県名護市

 沖縄県名護市辺野古の米軍基地キャンプ・シュワブゲート前でヘリ基地反対協議会が行っている辺野古集中座り込み行動が26日、4日目に入り、450人が参加しました。

 この日は午前9時ごろから機動隊が座り込む人たちを“ごぼう抜き”するなどして、ゲートを通る進路を確保して工事車両を基地内に入れました。正午前と午後3時にも強制排除を行いました。

 機動隊は、ゲート横の歩道に沿って縦列駐車させた大型車両5台と機動隊による人垣で“壁”をつくって、その中に拘束した人々を入れ移動できなくさせました。

 「うるま市島ぐるみ会議」の伊芸祐得事務局長は午前9時から1時間囲いに入れられました。「機動隊は違法工事を行う国を守り、県民を拘束した。車両から排ガスが出てずっとさらされた。人権侵害も甚だしい」と批判しました。

 座り込む人々は隣の人と腕を組んで横の隊列をつくり、前の人が排除されると前に詰めて空きを埋めて列を作りなおし整然と座り込みをやり遂げました。「安倍政権の違法工事を許すな」「翁長雄志知事の病気がぶっ飛ぶようゲート前からエールを送ろう」と声をあげました。

 一方、翁長知事は25日に護岸工事着手1年にあたって、県の行政指導に従わない国を批判し、「辺野古に新基地をつくらせない決意はみじんも揺るがない。環境保全措置等、看過できない事態となればちゅうちょなく、(埋め立て承認)撤回を必ず行う」とコメントを出しました。


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